金時
2021年10月訪問
2020年(令和2年)はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀ゆかりの福知山城があることで盛り上がった京都府福知山市には、福知山城以外にも多くの観光名所がありますが、その一つである御霊神社参拝の際に昼食をとれるお店を探していて見つけたのがこちらの金時さんです。
金時(福知山市) |
御霊神社の東側、広小路通りを東(由良川方面)に少し歩くと左手に良い感じの映画館「福知山シネマ」がありますが、さらにもう少し先に進むと右側に老舗感のある食堂「金時」さんが見えて来ます。
テーブル席 |
「創業明治三十九年」と書かれた暖簾をくぐってお昼時の店内に入ると、右手にカウンター席、左手にテーブル席がいくつかあり、その8割ほどが埋まっていました。奥にも小上がりの座敷があるようですがこの時は使用されていないようでした。
メニュー1頁 |
金時さんのメニューは主に三つのカテゴリーに分かれているようで、1頁目はうどん、そば、ラーメンといった「麺類」。
メニュー2頁 |
2頁目はいわゆる「ごはん物」で、各種どんぶり、焼き飯、カレーライス、ドライカレー、カツカレーライス、ごはんがラインナップされ、さらにみそ汁/すまし汁、おにぎり(梅or鮭)もありました。
メニュー3頁 |
そして3頁目は「お寿司・一品料理」で、持ち帰り可能な巻寿司、鉄火巻、しんこ巻、かんぴょう巻、鯖バッテラといったお寿司の他に、だし巻玉子、カツ皿もあります。また、年中食べられる、手打ちそば、ざるそば、冷やしうどんと、夏限定と思われるかき氷もあるようです。
ドリンクは生ビール、瓶ビール、日本酒、焼酎、ノンアルコール、ホットコーヒー、アイスコーヒー、コーラがメニューに記載されていました。
麺類とごはん物の一部は大盛りも可能です。
「金時」湯呑み |
ちなみに、福知山で以前に訪れたお店といえば、ゆらのガーデン内の「淑徳魚苑 魚福」や「揚げパン専門店 アゲバンバン」、移転された「日本料理 一ゑん(いちえん)」、また有名スイーツ店「洋菓子マウンテン」がありますが、それらとは少し離れた場所にあります。わりと近いのは、全国の百貨店などにも店舗のある「仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店」でしょうか。
金時の料理
今回は週末のランチタイムに訪問し、唯一空いていたテーブル席でいただきました。店内には観光客っぽい人も常連客っぽい人もいましたが皆麺類を注文していた印象です。というわけで、私も同行者も全員うどんを何かしらいただきました。
きつねうどん |
「きつねうどん」(500円)は、最も定番と思われるうどんで、三角の大きな揚げとだしのきいたつゆで美味しかったそうです。
鳥南蛮うどん |
「鳥南蛮うどん」(650円)は、鶏肉とネギを使ったお馴染みのうどんです。ネギと食べごたえのある鶏肉、うどんとつゆがマッチしていて最後まで美味しくいただけました。
玉子とじうどん |
「玉子とじうどん」(500円)は、文字通り玉子でとじたうどんで、ネギと蒲鉾がトッピングされており、玉子好きにはたまらない一品だそうです。
巻寿司(1本) |
「巻寿司」(1本500円)は、注文を受けてから巻いているそうで、金時さんの人気メニューの一つになっているようです。
後ほどネットで調べたところ、こちらは昔から地元の人々に親しまれた食堂ということで、どれも安定の美味しさのようです。特にうどんやラーメンなどはリーズナブルな価格も相まってファンも多いとか。
アクセス
福知山城やゆらのガーデンの北西、明智光秀公を祀る御霊神社隣の御霊公園東口から少し東、由良川に架かる音無瀬橋から300mほど西にあります。
JR山陰本線・福知山線、京都丹後鉄道宮福線「福知山」駅北口の「駅前」交差点から「けやき通り」を北に400mほど進み右折。「新広小路通り」を東に約200m進むと御霊神社・御霊公園があるのでその北側か南側を通って公園東口に回り、「広小路通り」をさらに東に約200m進んだ南側に金時さんがあります。
駐車場は無いようです(御霊神社横にコインパーキングがあります)。
公共交通機関では京都交通バスの「広小路」バス停からすぐ。
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