【移転】日本料理 一ゑん(福知山市) ・明智光秀ゆかりの福知山城を見上げるゆらのガーデンにあるお店

日本料理　一ゑん

２０１９年１０月訪問

今回は、２０２０年(令和２年)のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀ゆかりの城としても注目を集める福知山城の隣にある公園・観光・賑わい創出施設「ゆらのガーデン」内にある「日本料理　一ゑん(いちえん)」さんです。

※追記：２０２０年(令和２年)４月、福知山城前のゆらのガーデン内にあった「日本料理一ゑん　ゆらのガーデン店」(当記事の店舗)は閉店しました。そして、土師宮町にある「割烹一ゑん」の屋号及びスタイル変更を行なって「日本料理一ゑん」に改め、そちらで２０２０年６月より「日本料理一ゑん」を継続されているそうです。

日本料理　一ゑん(福知山市)

福知山城を見学した時に、周辺でお昼ご飯を食べられるお店を探していて見つけたのがこちらの一ゑんさんでした。

ゆらのガーデンは、芝生の広場やデッキなどを設けたナチュラルガーデンになっており、お洒落な飲食店やパン屋さん、フォトスタジオ、セレクトショップなどの店舗が集まっているので、福知山城観光で訪れた時には立ち寄りたいスポットです。

※後にゆらのガーデン内の「揚げパン専門店　アゲバンバン」さんと「淑徳魚苑　魚福」さんも記事にしています。

なお、ゆらのガーデン内には、以前福知山でも有名な「洋菓子マウンテン」さんがお店を構えていた他、福知山城の２００mほど北には「仏蘭西焼菓子調進所　足立音衛門」の本店もあります。

●福知山城についてはこちら　→福知山城(福知山市)　・大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀ゆかりの城

●ゆらのガーデンについてはこちら　→【京都府の旅】ゆらのガーデン(福知山市)　・明智光秀ゆかりの福知山城のお隣！

一ゑんさんは、２０１８年(平成３０年)２月１５日にオープンされたお店で、店主は天橋立ホテルの総料理長などをされていたそうです。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席、テーブル席があり、奥にはちょっと個室のような一角も。

左の建物が一ゑんさん

営業は店内の昼席、夜席の他、仕出し料理もあり、いずれも四季の食材を生かした季節感のある料理が楽しめるようです。

一ゑんさんの料理

ホームページを見ると本格的な日本料理店の様だったので、飛び込みで入るにはちょっと敷居が高いかも...と思いましたが、ランチには「昼席」メニューがあったので今回はそちらのメニューから注文しました。

「昼席」のメニュー

ちなみに、昼席は１１：３０～１４：３０(ラストオーダー１４：００)、夜席は１７：００～２１：００(予約のみ)となっています。

「たべそ」

「たべそ」(１２００円・税別)、は昼席用のセット。「たべそ」とは、福知山市のお隣、与謝郡与謝野町三河内田餅曽(たべそ)の地に甦った丹後古代赤米を玄米ごと使用した麺(うどん)です。この丹後古代赤米は神事用として伝承されてきたお米で、古くは天平時代に丹後の地でも耕作されていた記録があり、「幻の赤米」と呼ばれているそうです。

麺は平たいうどんのような感じで、色は蕎麦に近く、ほんのりと赤みがかっています。食感はツルツルとしていてモチモチ感もあり美味しかったです。こちらのセットでは「温」か「冷」を選べ、他に天ぷらやおにぎりも付いています。

竹籠京弁当(のデザート)

昼席のメニューは「たべそ」以外に、「竹籠京弁当」(１８００円)、「豆皿八寸」(２３００円)、「お子様セット」(７００円)があり、他にも前日までに予約が必要な「光秀御膳」(３５００円)もあります。

なお、「竹籠京弁当」の写真はデザートしか撮れていませんでした...(笑)。


●日本料理　一ゑん　ホームページ　→https://www.ichien.kyoto.jp/

●日本料理　一ゑん　Facebook

アクセス

鉄道では、ＪＲ山陰本線・福知山線、京都丹後鉄道宮福線「福知山」駅下車。北口から「お城通り」を東に約１ｋｍです。バスの場合は「福知山駅前(北口)」バス停から京都交通バスまたは西日本ＪＲバスなどに乗車。「福知山城公園前」バス停下車。または、まちなか循環路線バス(北ルート)に乗車し「福知山城公園前(ゆらのガーデン前)」バス停下車。

車の場合、舞鶴若狭自動車道福知山ICから国道９号を西に進み、土師川を越えてすぐ側道に降り、「東堀」交差点を右折。「お城通り」を１ｋｍほど進み「福知山城公園」の標識のある丁字路を左折すると、少し先の左側にゆらのガーデンと福知山城公園観光駐車場(無料)があります。

ゆらのガーデンから９００ｍほど北西には、城下町の面影を残すちょっとレトロな商店街などの他、明智光秀公を祀る御霊神社や御霊公園もあります。