御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市) ・ご当地キャラ「マッキー」の煎餅はこちら!

荒岡ねぼけ堂

2020年3月訪問
今回は、用事で訪れた松原市の河内天美駅周辺でお土産を買うため和菓子屋さんでも探そうと思い、ネットで調べてヒットした「御菓子処 荒岡ねぼけ堂」さんに行ってみました。駅前ではなく少し歩きましたが(笑)。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)

荒岡ねぼけ堂さんは、河内天美駅西側のトレビアン天美商店会を抜けてさらに北西にある天美西商店会という商店街の一角にあります。



後ほどネットで調べたところ、「御菓子処 ねぼけ堂」の元は堺市で100年以上続く老舗の煎餅屋さんのようで、同じロゴ(登録商標)のお店が大阪府内を中心にいくつかありました。本店は堺区賑町にあり、本店のホームページには本店と北花田口町の堺東店しか記載されていなかったので、他はのれん分けみたいなものでしょうか。最も遠いと思われる和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の「那智ねぼけ堂」さんはかなり巨大なお店のようです。

那智ねぼけ堂さんのホームページなどによると、「ねぼけ堂」という名の由来は、江戸時代の狂歌の名人「大田南畝(おおたなんぽ)」にちなむそうです。南畝という人物は江戸幕府に仕えながら別名「蜀山人寝惚堂」を号し、徳が高く人々から慕われると共に、茶菓を好むことでも有名だったそうです。その蜀山人の発案から約100年後の1849年(嘉永元年)、杉谷伊八郎が暖簾に「ねぼけ」と書いて、大阪国津橋(西区川口町付近)にて煎餅を売り出したのが「ねぼけ堂」の起こりとのことです。

ちなみに、「荒岡ねぼけ堂」さんは「天美ねぼけ堂」となっているチラシもありました。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
外のショーケース

天美西商店会の入口から少し歩くと、左手に「御菓子処 ねぼけ堂」の文字とロゴ、店頭のショーケースが見えて来ました。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
アーモンド(バニラ・チョコ)クリームも

お店の外のショーケースのものは見本のようですが、どんな商品を取り扱っているのかよくわかります。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
わらび餅やジュレも

店内はコンパクトな感じですが、商品はきっちり並べられていてメインと思われた煎餅以外にも、どら焼きや、わらび餅、葛餅、ジュレパフェなどもありました。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
やはりメインは煎餅

荒岡ねぼけ堂さんは、地元松原市の年に一度のイベント「まつばらマルシェ」のスイーツランドにも出店されており、マッキーせんべいやどら焼、アーモンドバニラクリーム、アーモンドチョコクリーム、黒飴などを販売されているようです。

ねぼけ堂のお菓子

今回は、店頭のショーケースで見てちょっとしたお土産用と南河内民必食の商品購入を決めて店内へ(笑)。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
栗どら焼

「栗どら焼」(160円・税込)は、せんべい屋さんが作るボリュームのあるどら焼き。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
大きな栗がまるごと

栗どら焼きといっても、餡の中に細かい栗がいくつか入ったものもありますが、こちらの栗どらは真ん中に大きな栗が一つドンと入っており食べ応え十分!生地や餡の甘さもちょうど良かったです。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
マッキーせんべい

「マッキーせんべい」(5枚入・300円)は、松原市のマスコットキャラクターである「マッキー」をモチーフにした玉子せんべいです。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
箱入り

カラーのマッキーのイラストが可愛い包装紙の中はきっちり箱に入ったせんべいとなっています。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
松原土産にマッキー!

パリパリというより少ししっとり感のある玉子せんべいで、生地の卵の風味とほど良い甘みで美味しくいただけました。

なお、南河内民お馴染みのご当地キャラであるマッキーのお菓子としては、以前に吉乃屋松原店さんの「あんまっきぃ」も食べたことがあります。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
割せんべい

「割せんべい」(170円)は、主にマッキーせんべいなどが製造過程で割れるなどして正規品では売れないものをお安くまとめたものと思われますが、もちろん味はそのままのお得商品。実は今回はおまけでいただきました。

アクセス

近鉄南大阪線「河内天美」駅西口からトレビアン天美商店会を通り抜け、突き当りを左折。すぐに府道26号大阪狭山線に出るので右折し、150mほど北西に進むと天美小学校前の信号のある五叉路の交差点に出るので、西の天美西商店会に入り約40m先です。

御菓子処 荒岡ねぼけ堂(松原市)
荒岡ねぼけ堂について

阿麻美許曽神社にほど近い府道26号「天美北七」交差点からは南に約550m進み、天美小学校校門前の交差点を右に入って40mほど先にあります。なお、これらのコースはねぼけ堂さん前の道が一方通行のため車では行けません(駐車場も無いようです)。

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