和菓子工房 あん庵
2019年6月訪問
先日は太子町にある「御菓子司 好月堂」さんの記事を書きましたが、このところ和菓子を食べたくなることが多く、今回は羽曳野市にある人気和菓子店「和菓子工房 あん庵 羽曳が丘本店」さんに行ってみました。和菓子工房 あん庵 羽曳が丘本店(羽曳野市) |
こちらは、以前当ブログでご紹介した「和菓子工房 あん庵 富田林喜志店」さんの本店ですが、ホームページによると2006年(平成18年)に富田林喜志店から工房機能の8割を移動して、現在は本店とメイン工房として営業されています。
人通りの多い喜志店周辺とは違い、閑静な住宅街の中にあるこちらのお店ですが、訪問した時は既に車が2台停まっていました。
店舗入口 |
入口の左手には大きなショーウィンドウがあり、おすすめのお菓子などが展示されていました。やはり羽曳野ということで、世界遺産登録目前で話題の百舌鳥古市古墳群クッキー「はにわのかくれんぼ」がおすすめのようです。
有名人のサインも |
店内に入ると、正面に要冷蔵のお菓子を置いているショーケースがあり、右手にはお菓子の陳列とともに有名人のサインなどが。テレビをはじめとしたメディアの取材も多い有名店であることがよくわかります。
種類豊富なお菓子 |
店内左手には定番商品から季節の和菓子まで、様々な種類のお菓子が並べられています。
フルーツ大福の試食! |
タイミングが良かったのか、いくつかお菓子を選んでレジに持っていくと、待っている間にフルーツ大福の試食がお茶とともに!これだけで評価鰻のぼりです(笑)。
あん庵の和菓子
というわけで、今回も季節の和菓子を織り交ぜつついくつかのお菓子を購入。水無月 |
水無月はもともと京都市発祥の和菓子で、夏越の祓が行われる6月30日に1年の残り半分の無病息災を祈念して食べる風習があるそうです。
水まんじゅう |
「水まんじゅう」(150円)も夏の和菓子として有名ですが、やはりプルプルの葛とこし餡の取り合わせは暑い季節にぴったりの美味しさ。バリエーションとして、他に抹茶がありましたが、他に梅や果糖などが出ることもあるそうです。
きんつば |
「きんつば」(100円)は、定番の和菓子で小豆の風味をしっかり味わえます。焼き印は季節により変わり、この時はてるてる坊主でした。ちなみに、このタイプのきんつばは「角きんつば」といい、つぶ餡を寒天で四角く固めたものの各面に、小麦粉を水で溶いた生地を付け一面ずつ焼いて作るのが一般的だそうです。
和葛シュークリーム |
「和葛シュークリーム」(160円)は、大きなサクサクのクッキー生地で、その中には葛を使ったとろっと濃厚なカスタードがたっぷり入っています。
羽曳が丘店限定商品ですが、毎月1日は「シュークリームの日」としてこの日のみ喜志店でも販売され、本体価格も160円が130円とお得になるそうです。
羽曳野丘陵 いちじく畑 |
「羽曳野丘陵 いちじく畑」(150円)は、大阪・南河内銘菓シリーズの第5弾として生まれたお菓子です。
羽曳野丘陵 いちじく畑 |
羽曳野特産の良質な無花果にこだわり、旬のいちじくを一年分ジャムにして寝かし、製品を作る直前にいちじく餡をそのつど炊いているそうです。滋賀県産の小麦粉を使用した生地はふんわりソフトで、その生地を折り曲げる感じで中に上品な甘さのいちじく餡がサンドされています。羽曳野に広がるいちじく畑をイメージしたデザインとのこと。
●あん庵 ホームページ(一部通販可) →http://w-anan.jp/
●和菓子工房 あん庵店主 ツイッター →https://twitter.com/wagashi_anan
アクセス
羽曳が丘西の住宅街にあるので、道の駅「しらとりの郷・羽曳野」前の交差点から住宅街方向に入り、最初の信号を左に曲がると約400m先の右側にあります。店舗右手の駐車場 |
公共交通機関では、近鉄南大阪線「藤井寺」駅南口のバス乗り場から近鉄バスに乗り「羽曳が丘西3丁目」バス停で下車(バス停名に注意)。南に50mほど歩いた左側です。
和菓子工房 あん庵 羽曳が丘店 (和菓子 / 古市駅、喜志駅、駒ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
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