御座候 セブンパーク天美店(松原市) ・南河内初出店の有名「回転焼」店

セブンパークで“回転焼”

2022年4月訪問
最近はパンやスイーツを購入するのはほとんど近所のスーパーなどが中心となっていて、新しく出来たお店のレポートもかなりご無沙汰していますが、今回はあの「回転焼」でお馴染みのあのお店が南河内エリアに初出店ということで寄ってみました。それが「御座候 セブンパーク天美店」です。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
御座候 セブンパーク天美店(松原市)

大阪では百貨店や大きな駅で見かける印象の「御座候(ござそうろう)」ですが、これは兵庫県姫路市阿保甲に本社を置く株式会社御座候という回転焼を製造販売する企業が周辺に進出していったことから、屋号とその店の回転焼の両方を指す言葉として広まったようです。御座候(屋号)が御座候(回転焼・今川焼き)を作り始めたのは1950年(昭和25年)で、会社設立は1959年(昭和34年)となっています。


その屋号(社名)・品名は「お買い上げ賜り、ありがたく御座候」という感謝の言葉に由来すると同時に、「御座候」はここにあり、「これが私どもの焼き上げた回転焼でございます」という、商品に対する自信と誇りが込められているそうです。

ちなみに、当ブログでは過去に御座候の「御座候 赤あん」と「かしわ餅 つぶあん」の商品メインの記事を書いています。


というわけで、今回訪れた御座候セブンパーク天美店は2021年(令和3年)11月17日に開業した松原市のショッピングモール「セブンパーク天美」の1階にあります。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
回転焼の鉄板が目印!?

もう少し詳しく見ると、セブンパーク館内1階南寄りの「まったら横丁」のすぐそばで、斜め向かいにはマジカルチョコリングで知られる「ハートブレッドアンティーク」があります。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
「エンターテインメントな実演販売」

もちろん、他の御座候同様に回転焼は一つ一つ目の前で手焼きされていて、焼きたてを購入することが出来ます。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)

店舗は対面販売形式でイートインコーナーなどはありませんが、看板商品の「御座候 赤あん」と「御座候 白あん」以外にも袋入りの「つぶあん」や「肉まん」なども販売されていました。また、御座候では担々麺やジャンボ餃子、シュウマイといった中華メニューさらにはアイスなども製造販売しているようで、前出の柏餅を含め季節によっても店頭の商品のラインナップが変わると思われます。

●御座候 公式ホームページ →https://www.gozasoro.co.jp/

●セブンパーク天美 公式サイト →https://amami.sevenpark.jp/


御座候

御座候といえば、やはり“回転焼”ですが、今回セブンパーク内を歩いていて急に買いたくなってしまったのはNHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)の影響もあったと思います(笑)。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
御座候の包装紙

というわけで、今回は定番の赤あんと白あんを購入しました。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
「甘党 御座候」と書かれた箱

赤あんと白あんは外見が同じなので、箱の白あん側に「白あん」と書かれたテープが貼られていました。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
今回は5個入り

買ってすぐ食べる場合はともかく、お持ち帰りして冷えたものを再度温める場合は、ラップで包んで電子レンジで加熱するのも良いですが、その後ラップをはがしてトースターで1分程度焼くという、御座候おすすめの加熱法もおすすめです。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
最高の焼き色

外見では中のあんがどちらかわかりにくいですが、とにかく美味しそうな焼き色です。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
白あん

御座候白あんには「美食家の予防薬」ともいわれる手亡豆(てぼうまめ)が使われています。手亡豆はインゲン豆の一種で、食物繊維は小豆より豊富だそうです。

御座候 セブンパーク天美店(松原市)
赤あん

そして、定番中の定番である赤あんの中に入っているあんには、北海道十勝産の小豆を100%使用しており、創業当時からの信念と、独自のこだわりが生きているそうで安定の美味しさです。


御座候赤あんと白あんのお値段は1個95円(税込)と、過去記事の時点からは10円上がっていますが、それでもこの味とボリュームならコストパフォーマンスの高い和菓子といえると思います。

アクセス

御座候セブンパーク天美店が入るセブンパーク天美は松原市の北部、大和川の南側にあり国道309号や阪神高速「大和川線・松原線」が交わるクロスポイントに位置しており、国道309号「三宅ランプ北」交差点からは西に約600m、府道26号大阪狭山線の行基大橋南側の交差点からは東に約1.3kmとなってます。


公共交通機関では、近鉄南大阪線「河内天美」駅から徒歩で北東に約1km(約15分)ですが、同駅からは近鉄バスが運賃は100円の一般乗合バス「セブンパーク天美線」を運行します。


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