【木村屋總本店】あんぱん(6個入) ・こし餡と桜でお馴染みの“元祖”をコストコフェアにて!

コストコフェアにて...

テレビなどで頻繁に取り上げられている「コストコ」ですが、大阪南河内エリアにはありません。しかし、近頃は近所のスーパーなどでもコストコの人気商品を選りすぐって販売する「コストコフェア」が開催されることも増え、当ブログでも「バナナナッツマフィン」や「ブルーベリーマフィン」をレポートしています。

ということで、今回はマフィン続きを避けるためにも(笑)木村屋總本店(木村屋総本店)の「あんパン」を購入してみました。

木村屋總本店 あんぱん(6個入)
木村屋總本店 あんぱん(6個入)

株式会社木村屋総本店は東京都江東区有明に本社を置く製パン会社ですが、その創業は1869年(明治2年)に遡るという老舗パンメーカーで、現在、木村屋といえばいくつかのパンの“発祥の店”として知られています。

創業者の木村安兵衛氏とその次男で2代目の英三郎氏は1874年(明治7年)にあんぱんを考案し、翌年の4月4日には明治天皇に献上されました。そのあんぱんのへそには奈良の吉野山から取り寄せた八重桜の花びらの塩漬けが埋め込まれ、季節感たっぷりに焼き上げられていたそうで、明治天皇と昭憲皇太后は大変喜ばれたとか。さらに1900年(明治33年)には3代目の儀四郎氏がジャムパンを考案。

また、従来の蒸しパンを改良した「むしケーキ」も同社が元祖の商品で、これらのパンは現在でも木村屋の看板商品として親しまれているそうです。


現在はデパートなどで伝統的なあんぱんなどを販売する直営店事業(銀座木村屋など)と、袋パンを製造・販売するスーパー・コンビニ向け事業(キムラヤのパン)に分かれており、後者が売上の80%を占めるそうです。直営店舗は東京周辺に集中しているので大阪では馴染みが薄いかもしれませんが、気になった方は公式オンラインショップで購入することも出来ます。また、コストコでも当商品のように木村屋總本店のパンなどが販売されているそうです。

●公式ホームページ(オンラインショップもこちらから) →https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/


あんぱん

コストコで購入できる木村屋総本店のあんぱんは、前出のマフィンと同じような大型の透明パックに6個入っています。

木村屋總本店 あんぱん(6個入)
たっぷり6個入

パン自体の外観は「これぞあんぱん!」という美味しそうな焼き色の丸いパンで、表面の中央に桜が埋め込まれているのがわかります。手に取ってみると意外な重量感も。

木村屋總本店 あんぱん(6個入)
こしあん・桜が覗く断面

商品説明には「八重桜の塩漬けと北海道産の小豆を使用した『こし餡』が、伝統の酒種生地に絶妙に溶け合います。」とあります。

1869年の創業当時、日本ではまだパンは普及していませんでしたが、木村安兵衛氏と英三郎氏が考え抜いた結果出会った酒種発酵種により生み出された酒種生地はもっちり柔らかく、中のこし餡のほど良い甘さと小豆の味わい、アクセントの桜の塩漬けがあいまって伝統を感じる美味しさとなっています。


なお、木村屋総本店のあんぱんが明治天皇に献上されたことで、あんぱんは世に広まりました。そして献上された4月4日は「あんぱんの日」となっています。


にほんブログ村 グルメブログ グルメ情報へ

コメント