パティスリーバロン 恵我之荘店(羽曳野市) ・白亜の宮殿で古墳スイーツ

BARON

２０１９年１０月訪問

定期的なスイーツ衝動に駆られて？今回は、大阪府羽曳野市にある恵我ノ荘駅のすぐそばに建つ白い宮殿、というかお城の様な建物でお馴染みのパティスリーバロン恵我之荘店さんに行ってきました。

パティスリーバロン恵我之荘店(羽曳野市)

パティスリーバロンさんといえば、こちらの恵我之荘店を１号店として、藤井寺駅前に支店もある周辺では有名な洋菓子店で、今年オープンしたイオン藤井寺ショッピングセンターの中にも支店を出されました。

ホームページによると、初代のオーナーさんが恵我之荘に小さなケーキ屋をオープンさせたのが１９６８年(昭和４３年)のことです。「お客様の素敵な時間を美味しいお菓子で彩りたい」という想いを胸に、心を込めて作るスイーツで地元の人気店となり、１９８８年(昭和５３年)には２駅離れた藤井寺駅の近くに藤井寺店が誕生しました。そして２０１９年(令和元年)には前述のイオン藤井寺ショッピングセンター内にも出店されました。

本店にふさわしい店構え

パティスリーバロン恵我之荘店さんは、近鉄恵我ノ荘駅から南に歩いて１分ほどと、すぐ近くにあります。

入口

ヨーロッパを思わせる白い柱と白いレンガの壁が眩しいエントランスから入店します。

ブティ(シュークリーム)も人気

店内に入ると正面から右手にかけて、ずらっとケーキなどが並ぶショーケースがあり、右手と左手の後方には焼き菓子のコーナーがあります。

ケーキコーナー

ショーケース左側にはショートケーキやプリン、シュークリームなどが並んでいます。

ゴージャスなデコレーションケーキ

中央の少しせり出したショーケースには数種類のホールケーキが。

進物にぴったりの詰め合わせ

そして右側のショーケースはギフトにぴったりな詰め合わせの商品が多数取り揃えられています。

焼き菓子コーナー

焼き菓子コーナーもクッキーやフィナンシェといったお馴染みの商品から、百舌鳥古市古墳群の世界文化遺産登録応援商品である「はびきのふじいでら散歩道」も販売されています。こちらはバロンのある羽曳野市や藤井寺市といった古市古墳群周辺の美味しい無花果や葡萄やワインを使った焼菓子となっています。

また、恵我之荘店にはシャンデリアやピアノのある優雅な感じのカフェスペースがあり、美味しいスイーツとコーヒーをはじめとしたドリンクを楽しむことができます。

バロンのスイーツ

今回は古墳ブームということで、気になる古墳スイーツと、いくつかの定番商品をテイクアウトで購入してみました。

もずふる

「もずふる」(４４０円・税込)は、「百舌鳥古市古墳群応援スイーツ」ということで、前方後円墳を象ったケーキです。なお、当店から４００ｍほど西には全国５位の規模を誇る河内大塚山古墳がありますが、こちらは世界遺産には登録されていません。

もずふるの断面

こちらは高さのある前方後円墳型のケーキということで、藍寧舎の「こぷん。」という型を使って作られています。メインは爽やかな甘さのムースのようで、底にクッキーが敷かれ、表面には緑のゼリーをコーティング。そしてクリームやイチゴがあしらわれています。

むしやきチーズ

「むしやきチーズ」(１４０円)は、キリのクリームチーズを使った一口サイズの贅沢な蒸し焼きチーズケーキです。久しぶりに食べましたがやはり美味しかったです。

はびきのふじいでら散歩道ぶどう

「はびきのふじいでら散歩道　ぶどう」(２００円)は、リーフ型のマドレーヌのようなお菓子に羽曳野名物の一つである葡萄をつかった商品。百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を応援するために作られたようです。

フロランタン

「フロランタン」(２００円)は、風味の良いアーモンドのヌガーとサクッとしたサブレがバランス良くマッチした焼き菓子です。

銘菓恵我之荘

「銘菓　恵我之荘」(２５０円)は、パティスリーバロン発祥の地であるこの恵我之荘の地名を冠したお菓子です。

銘菓恵我之荘

ほろっとしたクルミのパウンドケーキの中にマロンが包み込まれた逸品となっています。

●パティスリーバロン　ホームページ　→http://patisserie-baron.com/

アクセス

近鉄南大阪線「恵我ノ荘」駅から南へ約３０ｍ。府道１２号堺大和高田線(ヤマタカ線)からは、「恵我之荘」交差点から南へ４００ｍほど進み、踏切を渡って次の交差点を右に入るとすぐお店が見えます。駐車場は店頭に４、５台分あり。