御菓子司 友井堂本店(河内長野市) ・季節感と地元感のある御菓子を多数品揃え

友井堂 本店

2021年2月訪問
南海高野線・近鉄長野線の河内長野駅の改札を出たところに「御菓子司 友井堂ショップ南海店」さんという和菓子屋さんがありますが、駅から歩いてすぐの場所に本店があるということで、久しぶりの和菓子店訪問は河内長野市本町にある「御菓子司 友井堂本店」さんを訪れてみました。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
御菓子司 友井堂本店(河内長野市)

ちなみに、河内長野市内の和菓子店は「千慕里庵」さん以来です。


河内長野駅とノバティながのの間を通る国道310号を1分ほど北に歩くと右手のビルの1階に和菓子店「御菓子司 友井堂」さんの本店が見えて来ます。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
店内のショーケース

店内は非常に落ち着いた雰囲気で、右手奥にはショーケースがあり、様々な御菓子が並んでいます。ケース内は進物用の箱に入った詰め合わせなどで、カウンターの上にバラ売りの商品が陳列されています。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
地元感のある商品群

大阪府生菓子協同組合のサイトによると、友井堂さんの創業は120年以上前で、モットーは「美感遊創」(美しさ・感性・遊び心・創作)だそうです。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
生菓子以外も品揃え

「御菓子司」ということで、上生菓子からどら焼き、大福、饅頭、羊羹など様々な和菓子が品揃えされている他、定番商品以外にもいちご大福やわらび餅といった“旬”の御菓子が季節ごとに登場するようです。

また、友井堂さんの商品をよく見ると後述の商品以外にも、「高野街道」や「楠の里」といった地元河内長野や奥河内を意識した御菓子が多いことに気付きました。中には河内長野市のイメージキャラクター(ゆるキャラ)「モックル」や河内長野市生涯学習推進マスコット「くるまろくん」関連の商品もあるようです。また、一部他社製造の御菓子、さらに河内長野名産の爪楊枝なども取り扱っているようです。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
楠公さんとモックル&くろまろくん

●友井堂 公式サイト →https://japanese-confectionery-shop-72.business.site/

●友井堂 公式ブログ(休止中?) →https://ameblo.jp/tomoido/

友井堂の御菓子

今回は、迷いながらも出来るだけ河内長野や奥河内を感じられる御菓子を選んでみました。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
友井堂のどら焼

「友井堂のどら焼」(160円・税込)は、オーソドックスなタイプのどら焼きです、

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
どら焼の断面

卵と蜂蜜を使った生地と、ほど良い甘さの粒あんが美味しかったです。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
菊水

「菊水」(170円)は、パッケージに河内長野にある楠木正成(大楠公)ゆかりの寺院、観心寺にある「建掛堂」をあしらった最中です。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)

パリッとした四角い最中の皮の中央には楠木氏の家紋としてお馴染みの菊水紋が浮かび上がっています。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
太鼓

「太鼓」(150円)は、小ぶりの回転焼き(今川焼)のような文字通り太鼓型の御菓子です。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
三つ巴の中に「井」

友井堂さんの紋(三つ巴の中に「井」)の焼印が付けられたどら焼のような柔らかな生地の中にこし餡が入っています。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
こごせの峯

「こごせの峯」(170円)は、いわゆる和風ダックワースです。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
和風ダックワース

アーモンド風味とサクッとした食感が美味しい、ダックワーズの生地で樹氷を現した風土菓とのことです。

ちなみに、「こごせ」とは河内長野からもよく見える金剛山の古い呼び名で、南河内では橋や幼稚園(現在は閉園)などの名前にも使われています。

御菓子司 友井堂本店(河内長野市)
奥河内モックル煎餅 抹茶

「奥河内 モックル煎餅 抹茶」(130円)は、丸い波状のクッキーのような生地で抹茶クリームを挟んだいわゆる洋風せんべいです。他にバニラ味もあり。


アクセス

南海高野線・近鉄長野線「河内長野」駅西口から国道310号(ショップ南海とノバティながのの間の道)を北に約60mです。


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