サンミーの歴史
今回は、今年創業100周年を迎える神戸屋の菓子パン、サンミーが発売当初の味わいを再現して登場した「復刻サンミー」のご紹介です。サンミーといえば神戸屋が誇る関西人にはお馴染みの商品で、この復刻版のパッケージにも「関西のソウルパン」とかかれています。神戸屋 復刻サンミー |
サンミーは1971年(昭和46年)に発売されました。ミルク風味のクリームをサンドしたパンにケーキ生地をかぶせ、線描きチョコをトッピングした菓子パンで、名前の由来はズバリ!チョコ、ケーキ生地、クリームの「3つの味」を楽しめるから...つまり「3味ー」です。発売以来の人気菓子パンで、現在では更に1種類味を増やした「ヨンミー」など様々なバリエーションが展開されています。
そのあたりのサンミーや神戸屋の歴史については以前のブログで書いた「チーズケーキ ヨンミー」の記事を参照してください。
関西のソウルパン
現行の「サンミー」は前述のようにデニッシュパンにクリーム、ケーキ生地、チョコの3つの味をトッピングしたものですが、発売当初の味を再現した「復刻サンミー」は甘酸っぱいオレンジマーマレード、チョコレート、ホンダンをトッピングした、三位一体のおいしさを楽しめるデニッシュとなっています。そう言えばこんな外見でした。懐かしのトッピング |
横長の板状のデニッシュの真ん中にのせられたマーマレードは酸味の強い夏みかんと香り豊かなネーブルにオレンジ果汁をブレンドしたものです。ホンダン(フォンダン)とは砂糖と水を煮詰め、冷まして急激に強く撹拌し白いクリーム状になるまで練ったもので、これとほろ苦いチョコがマーマレードの上にライン状にトッピングされています。
マーマレード、ホンダン、チョコの三味! |
デニッシュは「コンニャク成形」により生地をツイストしているので歯ごたえもよく、トッピングされた「三味」と絶妙のマッチングです。現在のサンミーとはまた違ったおいしさのこの復刻版は、期間限定商品と思われるのでお早めに。
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