【モロゾフ】カスタードプリン(170g) ・関西を代表するロングセラープリン

Morozoff

今回は、関西人にはお馴染みのスイーツといえばコレ!という感じでよく取り上げられるスイーツの一つ、モロゾフの「カスタードプリン」がついに登場です。といっても、今回の商品写真を撮ったのも結構前ですが(笑)。

モロゾフ カスタードプリン(170g)
モロゾフ カスタードプリン(170g)

まずは、メーカーであるモロゾフについて調べると...モロゾフ株式会社は、兵庫県神戸市東灘区向洋町西(六甲アイランド)に本社を置く(登記上は東灘区御影本町)洋菓子メーカーで、本店は神戸市中央区三宮町にあります。その起源は、ロシア革命を逃れて来日した白系ロシア人フョードル・ドミトリエヴィチ・モロゾフ一家が1931年(昭和6年)8月8日に神戸で開いたチョコレート店となり、社名もその姓に由来しています。同様に、白系ロシア人マカロフ・ゴンチャロフが1923年(大正12年)頃に神戸で創業したゴンチャロフ製菓もあります。


ドイツ菓子メーカーのユーハイムと並び、神戸から全国百貨店等に展開する洋菓子メーカーとして双璧的存在で、神戸二大洋菓子ブランドの一つとして有名です。ホームページによると、2020年(令和2年)5月現在、菓子店舗直営店19店、百貨店・専門店1190店、喫茶店舗30店の計1239店舗を展開しています。

モロゾフ カスタードプリン(170g)
テイクアウト用の箱

モロゾフの代表的な商品としては、このカスタードプリンの他にゼリーやチーズケーキ、クッキーやアイスがあります。また、モロゾフはバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣を始めた一社としても知られています。

カスタードプリン

モロゾフのカスタードプリンには170g(324円・税込)と85g(216円)の2種類があります。また、一部店舗?では週末限定でさらに大きな320gの商品もあったようです。

モロゾフ カスタードプリン(170g)
桜風デザインの蓋

今回購入したのはレギュラー(と思っている)の170gのプリンです。ガラスの容器を塞いでいるプラスチックの蓋の部分は季節の柄になることもあるようです。

モロゾフ カスタードプリン(170g)
色合いだけで美味しそう

重厚感のあるガラスの容器に入ったプリンとして知られるモロゾフのカスタードプリンですが、1962年(昭和37年)の発売当時は厚めの陶器を使用していました。大人気となったプリンですが、手作りのため生産数に限りがあったことから工場での量産を目指しましたが、様々な課題が持ち上がったそうです。

これらの課題をクリアしたのがモロゾフのカスタードプリンの代名詞ともいえるガラス製の容器で1973年(昭和48年)に登場しました。ガラス容器には内部にジワジワと熱を伝え、均一に加熱できるという利点があったのです。その後、何度も形状変更を繰り返してきたカスタードプリンのガラス容器ですが、2012年(平成24年)時点の記録に残っているだけで、大きな形状変更は2012年の軽量化で5回目、マイナーチェンジを含めれば計7回になるそうです。

モロゾフ カスタードプリン(170g)
お皿に移したプリン

モロゾフのカスタードプリンは、まさに「卵の力で固めた、なめらかで優しい味わいのプリン。」です。その食感はガラス容器による絶妙な加熱でじっくり蒸し焼きにし、卵が自然に固まる力だけを利用することで独特のなめらかさになり、さらに程よい柔らかさを保ちつつカラメルソースの浮きを押さえられているそうです。

味のメインとなる生地は、厳選された牛乳、卵、砂糖、そしてわずかなバニラの香料のみで作られているそうですが、上品かつしっかりとした美味しさを楽しめます。保存料を一切使用せず、老若男女問わず安心して食べられるスイーツとしてロングセラーとなっているのも納得できます。

また、ホームページやテレビでも紹介されていましたが、モロゾフのカスタードプリンはお皿に移すと、ほろ苦いカラメルソースとまろやかな甘味のプリンが絡み合い、絶妙のバランスでさらに美味しくいただけるということです。方法は、蓋を取ったプリンの上にお皿を逆さまに載せ、ひっくり返してお皿が下になった所で数回振るとガラスとプリンの間に空気が入ってプリンを取り出すことができる、というものです。

●モロゾフ ホームページ プリン →http://www.morozoff.co.jp/products/pudding/

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