岩手の酒蔵 あさ開
今回は、お土産でいただいた和菓子「岩手銘酒 酒蒸しきんつば」のレポートです。大阪できんつばといえば「出入橋きんつば屋」が有名で、きんつば自体元々大阪で考案された和菓子のようですが、こちらは日本酒の風味が漂う大人の和菓子といったところでしょうか。奥羽銘販 岩手銘酒酒蒸しきんつば |
まずメーカーを調べようとしたところ記載がないので、販売者である奥羽銘販を検索すると、観光みやげ品の製造及び小売をしている会社のようでした。同様の「酒蒸しきんつば」は兵庫や大分など全国の酒処にもあるようでしたが、こちらは岩手の銘酒「夢灯り」を使ったきんつばということです。
その「夢灯り」を造った酒蔵は、盛岡市大慈寺町にある「あさ開(あさびらき)」さんで、1871年(明治4年)に創業されています。酒蔵の名である「あさ開」は、万葉集に収められた和歌に因んだもので、船が早朝に漕ぎ出す歌の枕詞とのこと。創業については「南部藩士だった七代目・村井源三が武士を辞め、明治4年に現在地で酒づくりをはじめたのがその創業にあたります。侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけて、「あさ開」の名をつけたものといわれております。」とホームページにありました。

夢灯り酒蒸しきんつば
今回いただいた夢灯り使用の酒蒸しきんつばは、10個入りのものでした。個包装されたきんつば |
きんつばの形は四角で大きさも一般的なサイズでしたが、開封するとほのかに日本酒の香りが漂います。
日本酒の風味を楽しめる和スイーツ |
表の皮には、ほのかな甘味とフルーティーな味わいという純米吟醸酒「夢灯り」が使用されていると書かれていますが、中の餡にも酒種が入っているようで、しっかりお酒の風味と和菓子の甘みを楽しむことが出来ました。甘いもの好き&日本酒好きへのお土産にも喜ばれるきんつばかと思います。なお、商品のアルコール度数は0.02%です。
なお、あさ開さんでは、吟醸酒たっぷりの酒ケーキや酒羊羹、酒まんじゅうなども販売されているようです。
●あさ開ホームページ →http://www.asabiraki-net.jp/osake/index.html


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