【マルちゃん】焼そば えび塩味 ３人前 ・春限定の塩焼きそば

マルちゃんの焼そば

大阪といえば粉もん！ということで、たこ焼きとお好み焼きが代表として挙げられますが、粉もん屋さんではだいたい一緒にメニューに並んでいるのが焼きそばです。日本において焼きそばは、鉄板一枚で調理可能なことから家庭料理や飲食店のメニューとしてだけでなく、イベントでの露店や売店、そしてアウトドアでの定番料理としても全国的に人気の麺料理であるといえます。

マルちゃん　焼そば　えび塩味　３人前

そもそも焼きそばとは、蒸した(あるいは茹でた)中華麺を、豚肉等の肉類、キャベツやもやしなどの野菜類といった具とともに炒め、調味して作る麺料理の一種で、日本ではウスターソースを使用したソース焼きそばが普及しています。歴史としては、東京などの都市部では少なくとも昭和１０年代(１９３５年～１９４４年)には登場していたようです。

ちなみに、東洋水産は１９５３年(昭和２８年)に横須賀水産株式会社として築地市場で創業され、１９５６年(昭和３１年)に現在の社名に変更。当初は社名の通り、水産物の取引および輸出と加工食品(魚肉ハム・魚肉ソーセージなど)の製造・販売がメインでしたが、１９６２年(昭和３７年)から「マルちゃん」ブランドにてインスタントラーメンの製造・販売を開始。現在即席麺業界では日清食品に次いでシェア第２位となっています。
１９９０年頃にアメリカから輸出されたマルちゃんの即席麺は、メキシコで大人気となり、「Maruchan」は「簡単にできる」「すぐできる」という意味で使われるようになりました。２００６年サッカーワールドカップでも、メキシコ代表の速攻を「Maruchan作戦」と呼んでいたそうです。

焼そば　えび塩味

セット内容

インスタント袋麺タイプの焼きそばとしては、１９６３年(昭和３８年)に日清食品が発売した「日清焼そば」が「世界初のインスタント焼きそば」(日清食品による)としてヒット商品となりましたが、１９７５年(昭和５０年)には「マルちゃん」でお馴染みの東洋水産もチルド麺「焼そば３人前」を発売。ここから今回購入した「焼そば　えび塩味」につながる人気シリーズが始まりました。

エビの香ばしい風味でさっぱり

というわけで、ようやく「焼そば　えび塩味」ですが(笑)、こちらは春限定の新商品で、ネットで調べたところ２０１４年、２０１５年にもこの時期に登場していたようです。
「マルちゃん　焼そば　３人前」シリーズには蒸し麺の「太麺」、「細麺」、またソースの「粉末タイプ」、「液体タイプ」があるようですが、こちらは「太麺」で「粉末タイプ」ソースとなっています。なお、粉末ソース中の食塩のうち３０％は「赤穂のましお」使用。

食べたみたところ、それほど麺の太さは感じられず食べやすい太さで、チキンをベースにしつつ、えびの香りを利かせた風味豊かなソースがキャベツなどの具材にマッチして美味しかったです。日頃コッテリ濃厚なソース味中心の粉もんライフを送っていて飽きてきた人にはちょど良いかと思われます。もうすぐ夏限定味も出そうですが...

●マルちゃん　焼そば　ブランドサイト　→https://www.maruchan-yakisoba.jp/index.html