【きねや】乙女餅 ・歌劇の街が生んだ宝塚銘菓

宝塚といえば...

今回は久しぶりにお土産でいただいた和菓子です。包装紙に「宝塚銘菓 乙女餅」と書いてあるとおり、兵庫県宝塚市のお土産です。宝塚のお土産というと炭酸せんべいが昔から有名な気もしますが、こちらの乙女餅は初めていただきました。



宝塚と聞いて多くの人が思い浮かべるのはやはり「タカラヅカ」ですね。そう、宝塚歌劇です。今回、この「きねや」の「乙女餅」について調べてみると実は宝塚歌劇が乙女餅誕生に深く関わっていることがわかりました。

乙女餅(きねや)
乙女餅(きねや)

きねやの乙女餅

乙女餅を作っているのは阪急宝塚駅前のソリオという商業ビルに入っている「きねや」さんというお店で、どうやら乙女餅のみを製造販売されているようです。

1914年(大正3年)に初演を行った宝塚歌劇団は徐々に人気を伸ばして行きましたが、この宝塚歌劇にちなんだ銘菓をと、1926年(昭和元年)に誕生したのが、きねやの「乙女餅」です。
ちなみに、宝塚銘菓「乙女餅」の名は、宝塚歌劇の乙女、殊に時の大スター天津乙女(あまつおとめ 1905~1980)さんにあやかって名付けられました。

乙女餅(きねや)
この段階で見えるのはきな粉のみ!

今回いただいたのは10個入りということで縦長の箱に入れられていましたが、まず蓋を開け間の紙をめくると一面のきな粉しか見えません。きな粉の下を慎重に探ると、なんともいえない弾力の餅が現れました。

乙女餅(きねや)
黍の入った餅ときな粉の風味が絶妙にマッチしています。

「四季折々季節の移り変わりがあっても、変わらない美味しさを賞味していただくよう、一切添加物を入れていない」と言う乙女餅は、食べてみると、もちもちでしっかりとした食感で、雑穀の黍(キビ)の味わいときな粉の風味がマッチしています。自然で素朴な感じがしてとても美味しくいただきました。

●ソリオ宝塚 きねや →http://sorio.jp/food/shop_detail/kineya/

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