鳥取砂丘のお土産
久しぶりにお土産ネタです。今回は鳥取県のお土産ということですが、鳥取県の観光名所といえばなんと言ってもまず砂丘が思い浮かびますね。しかし、鳥取砂丘のお土産、名物、といえば...らっきょう?ぐらいしか個人的に思い浮かびません(失礼)。
鳥取砂丘名物 砂たまご(3個入) |
今回いただいた「砂たまご」の第一印象は、なかなか“砂丘っぽさ”があって良い感じ!でした。私としては聞いたことがなかったので「砂たまご」についてちょっと調べてみました。
福部村で考案された鳥取砂丘名物
ちょっと昔、鳥取砂丘のある鳥取県福部村(ふくべそん)の人々が新しい鳥取砂丘の名物が出来ないか思案していたところ、ある村人が温泉たまごにヒントを得て、大量にある砂でたまごを調理することをひらめいたそうです。その後、様々な試行錯誤の結果、「砂たまご」として誕生したのが2001年(平成13年)10月21日だそうです。ちなみに福部村は2004年(平成16年)に鳥取市に編入合併し鳥取市福部町となりました。

砂たまごのパッケージ側面 |
砂たまご
砂たまごの作り方はユニークで、鳥取砂丘の砂に地元鳥取の昔ながらの放し飼いの鶏から産まれた卵を、地元鳥取の因州和紙で包み、240度の高温で25分間じっくりと焼き蒸して作るそうで、特許も取っているそうです。少し焦げ目のついた因州和紙が良い雰囲気 |
砂たまごを包んでいる因州和紙を開けると赤っぽい殻のたまごが出てきます。殻を剥いた砂たまごは少し焦げたような色合いになっていて、燻製のたまごのような見た目でもあります。
砂丘の砂でじっくり蒸し焼きにされているのでしっかりとした固ゆでたまごのような、燻製のような、おでんのたまごのような...でもどれとも違うような食感で美味しかったです。現地で焼き立てだと箱に書かれているように「黄身はイモやクリのようにホクホク」感が増して更に美味しくなりそうです。
砂たまごの断面 |
ゆでたまごと比べで水分が少ない分、賞味期限は1週間程と長く、一方で栄養価はタンパク質、ナトリウム、脂質、鉄分、炭水化物、カルシウムを普通のゆでたまごより多く含むそうです。
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