リニューアルしていたココナッツサブレ
日清シスコから販売されているココナッツサブレといえば誰もが食べたことのあるお馴染みのお菓子かと思います。1965年(昭和40年)に発売されたココナッツサブレは当時としては画期的なココナッツ風味とシュガーテイストのお菓子として人気を博しました。その後50年。様々なテイストの姉妹品などが登場しつつも、基本的には良い意味で変わることなく親しまれ続けて来ましたが、51年目を迎えた2016年(平成28年)10月、ついにリニューアルすることになりました。
その主な内容と言うのが小分け包装になったことでした。リニューアル前は22枚入だったものが、5枚入×4パックになったことでネットを中心に賛否両論に分かれました。小分け包装で湿気を気にせず少しずつ食べれる、と言った意見や、止め時がわからず全部食べてしまうのが良かったのに...などなど様々な反響があったようです。
高級感のあるトリプルナッツと発酵バターのパッケージ |
日清と日清、ココナッツとココナツ
ここでココナッツサブレに関する豆知識を少々。現在ココナッツサブレを製造販売している日清シスコは1924年(大正13年)に大阪の堺で創業した播磨屋製菓所が元になっています。1955年(昭和30年)にシスコ製菓株式会社に社名変更。1991年(平成3年)にカップヌードルで有名な日清食品のグループに入り、現在は日清食品ホールディングスの連結子会となっています。
同社を代表する商品の「ココナッツサブレ」ですが、スーパーなどに行くと「バターココナツ」という似た感じのお菓子があることをご存知の方も多いと思います(モンドセレクションのメダルが目印)。こちらを販売しているのは静岡県沼津市にある日清製菓株式会社という日清シスコとはまったく無関係の会社で、バターココナツの登場はココナッツサブレの翌年だそうです。
いずれの味も5枚入小袋が4つ入っています。 |
トリプルナッツと発酵バター
今回はあえて定番のプレーンなココナッツサブレではなく、中身が見えない高級感のあるパッケージの「トリプルナッツ」と「発酵バター」味をいただきました。「トリプルナッツ」はココナッツの他にアーモンドとヘーゼルナッツの3種のナッツと隠し味にキャラメルを使った香ばしさとコクのある味わいです。「発酵バター」は文字通りバターの豊かな香りとコクが特徴です。どちらも値段は普通のココナッツサブレと同じで100円前後でした。
左が発酵バター、右がトリプルナッツ...見た目ではわかりません。 |
●公式ココナッツサブレ50周年サイト→http://www.coconut-sable.jp/50th/plain.html


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