【多田製菓】おかしなバナナ(3本入) ・どこか懐かしいバナナカステラ情報も

バナナカステラとは?

 スーパーやコンビニのパンコーナーやお菓子コーナーでよく見かけるのがバナナの形をした饅頭というかカステラのような商品。たいてい「BANANA」と書かれています。子供も喜んで食べると思いますが、大人が懐かしくて買ってしまうことも多い気がするのがこのバナナカステラです。

 今回購入したのは大阪府枚方市に本社を置く多田製菓の「おかしなバナナ」という商品ですが、裏にはちゃんと「バナナカステラ」と書かれています。そこで調べてみると、多くのメーカーが作っていて結構な歴史があることがわかりました。

多田製菓 おかしなバナナ(3本入)
多田製菓 おかしなバナナ 白あん入り(3本入)

 バナナが輸入され始めた明治後期から大正時代、バナナは滅多に食べられない高級フルーツということで、その形を模したお菓子として考案されたようです。岡山市にある福岡製菓所のバナナカステラは大正6年発売ということで「元祖」を謳っています。一方で大阪が発祥の地とする説がようです。
 お菓子の定義としては、基本的に小麦粉、砂糖、鶏卵、油脂などで作ったいわゆるカステラ生地を表面に「BANANA」の浮き文字があるバナナ型にて焼き上げ、白餡をいれたもの...といったところです。白餡にはバナナ果汁や果肉が入っていたり、「BANANA」の文字が無い場合もあるそうです。
 なお、洋菓子か和菓子かの区別は曖昧のようです。

おかしなバナナ

 バナナカステラは様々なメーカーから出ていて種類も豊富ですが、よく見かけるのは100円前後で売られているもので、コンビニでは2本入、スーパーやドラッグストアでは3本入が多いのではないでしょうか。今回の多田製菓「おかしなバナナ 白あん入り(3本入)」はドラッグストアの100円コーナーでゲットしました。

多田製菓 おかしなバナナ
どう見ても「BANANA」です!

 外観としてはまさに「バナナカステラ」です。カステラ生地の部分はしっとり柔らか、というよりは若干硬めに仕上げてあるようで、先ほど洋菓子と和菓子の区別が曖昧といったように、イメージとしては「もみじ饅頭」に近いかと思います。原材料表示を見るとバナナは使われていないようです(香料の記載はありました)。「そうそうこれこれ」と懐かしんでいると、甘さも控え目なのでついつい一気に3本食べてしまいそうでした。

多田製菓 おかしなバナナ
カステラ生地の中の白餡

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おかしなバナナ(バナナかすてら)3本入

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